CBR900RR キャブOHしちゃうゾ

CBR900RR

機は熟した・・・
何が熟したというと、狂った果実、ではなく、キャブのOHをする準備が整ったということなのですね、これが。

前にも言ったけど、アイドリングが時々息づくのと、最近1気筒死んでしまったことがあって、まぁキャブが怪しいよね、って。
コ⚪︎ンくんでいうと、黒タイツきた感じで出てくる人物くらい怪しいのです。
そう、怪しいというレベルではない。
ほぼ確なのである。

つーわけでボチボチパーツを揃えてました。
昨年から動いていたんですが、そこはそれ、旧車あるあるで、パーツの手配が思うようにいかんわけでよ。
メインジェットが入荷2ヶ月という状況で、ようやく手配ができたっつーわけ。
揃えたのはこんな感じ。
・メインジェット
・スロージェット
・フロートバルブ
・各シール類
・インシュレータ
ニードルは欠品してました。
ダイアフラムは今回は様子見します。

初手、キャブ取り外し

ということで、雪がちらつくくらい寒い中、キャブのメンテ始めるという、今までの自分からは考えられないくらいの積極的姿勢。
というのも3月にキャンプを予約してしまったんで、ここでやっとかないと、後々面倒になるのでね。

まぁ、そうは言っても、くっそ寒いので、小出しにやってきます。
今日の目標はキャブを車体から取り外すところまでを。

キャブの取り外すのは、上からのアプローチになります。
タンクを外して、エアフィルター外して、という感じで、上から順番に剥いでいく。

と、いうことで、キャブレターまでは上からアプローチしていくわけだけれども、インシュレータを締めるネジはラジエターホースのせいで左サイドからしかアクセスできないのです。

ということは、どういうことかというと、四番(一番右サイドのキャブ)はかなり距離があるわけで。
生半可なドライバーでは届かんのです。
そのために、専用工具が必要になるわけで。

ということで、ロングドライバーの登場というわけですな。
持ち物に自信がない時は、道具に頼るといいのですよ(下ネタ)

ということで、無事にネジは緩めたわけですが、インシュレータっていうのは、ゴムでできてるわけで、そのゴムがエンジンの直上に位置してるわけで、かなり高熱にさらされているのです。
すると、どうなるかっていうと。
固くなるのです(非下ネタ)。
なので、そう簡単には外れてくれないので、地道に前後に揺らしてずらしていくしかないのです。

ということで、時々訪れる、バイクメンテ筋トレモードです。
ここで焦ると後で後悔するので、ここは地道に頑張りましょう。
非力の人は、まず筋トレから始めるの必要があるとか、ないとか。

次にやることは、キャブを縛り付けているものから解放してあげるわけです。
キャブを縛り付けているもの、それはチョークケーブルと、スロットルケーブル。


これを外していくわけですが、この時に、なるべくキャブレターの上下はひっくり返さないといいです。
キャブの中にはガソリンが少し残っとるので、それをなるべく漏らさないため、ですね。
このガソリンの状態を見たいので、なるべく残しておきたいってのもあります。

で、キャブを外した後、最初にやるのは、キャブに残ったガソリンを排出するのです。
フロートチャンバーの横にネジがあって、それを緩めるとフロートチャンバーに溜まったガソリンが排出される便利機能があるわけです。
長期間のらない時はこのガソリンを抜いておくと、キャブ内でガソリンが変質してしまうのを避けられるってわけ。

まぁ、しばらく乗らないなんて、そんな罰当たりなことをするつもりはありませんが。

と、排出したガソリンを見ると、なんか細かいサビ的なのが混じってるじゃないですか。


これは、ガソリンタンクが錆びてる可能性ありますな。
要チェックや!

と、今日はここまで。

ここで、やっとくことが。
まず、シリンダーヘッドのインテークにはウェスなどで蓋をします。
あと、うちの場合は、ポートの屋根があり、カバーをかけてるとはいえ、屋外なので濡れる可能性もあるのでビニールで養生もしておきます。


あとは、スロットルケーブルも、一応濡れるとアレなので、こちらも合わせて。

ということで、次回はキャブレターをバラして洗浄していきます。

君は生き残ることができるか?!

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